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2018.02.04 Sunday

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(ネタバレ) ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 感想

2006.08.16 Wednesday

以下の内容はネタバレなので注意してください

「言いたいこと言った後はやりたい放題かよ!竜ちゃん落ち着け!」というのが本音(笑)

最初の展開はひぐらし最終話にふさわしい話でした。
鷹野の幼少期から現在(昭和54年)に至る経緯は竜騎士07の本領発揮というところ。皆殺し編が超展開だったとはいえ、さすがにこれだけの話の元凶である鷹野には同情できないかなと思ってましたが、正直読んでいるうちに結構同情してしまったり。孤児院の“刑”の名前と描写が秀逸。何か元ネタがあるのでしょうか。高野一二三に何故そこまで入れ込むのかという疑問も、孤児院脱出の時の世界に関する認識変化がうまくできていて説得力がありました。途中に入った政治関係の話は、まあひぐらし時空の日本の簡単なバックグラウンドの説明としては悪くなかったという感じ。長かったし、盧溝橋事件を持ち出されたときはオイオイと思ったけど、SFやファンタジーの世界観説明みたいなものと認識すれば表現の荒さはあまり気になりませんでした。

カケラ紡ぎは時間がかかりました。何度か、あれ?このフラグ立てたかな?と思って進まないこともあってストレスをためたりもしましたが、今までの重要な伏線がガンガン回収されて内容はかなり面白かったです。特に今まで語られなかった悟史と入江の話はとても興味深かった。悟史の自分の立場に関する悩み・ストレスの話は、罪滅し編発売前の日記で竜ちゃんが悟史の話を入れたいと言ってたときの内容にプラスしたものなのでしょうか。保護者と沙都子の間にはさまれてしまった悟史の苦悩は読んでいて胃がキリキリしそう。両親もやっぱり沙都子が殺したみたいですね。両親自身は問題はあったにせよ普通の家族思いの人だったようで、北条一家はとことん報われないですね。入江が精神外科の分野専門でかなり偏った考えを持っていたことも驚き。アルファプロジェクトの関係者ですしある程度の事情は知ってるのは分かっていましたが、メイド萌え〜とか言ってる傍ら生きている人を研究のためばらしたりするとはなかなかのマッドサイエンティスト。もっとも、その後北条兄妹と関わってからの意識変化はよかったですね。入江自身の父親の体験も考えれば沙都子にあれだけいれこむのもわかるというもの。そうすると祟殺し編の「何年も前から狙っている」発言は「(前は研究材料として、今は守る立場として)狙っている」という意味だったのか?……前半シャレになっていないような。他にも梨花の両親の話、部活メンバーの話など興味深いカケラがありましたが、一番驚いたのはやはり鷹野の話でしょうか。皆殺し編ではかなり計算されて練られていたように見えた減菌作戦も、“東京”の情勢変化により結構行き当たりばったりに行われていたことや、ただ利用していただけに見えた富竹に、保護者的な立場を望んでいたりと今までの計算高い狂気の女という鷹野像がだいぶ変わってしまいました。
後になって思えば、このカケラ紡ぎが一番面白かったです。後半の各編の意味の定義づけと最後のカケラ回収で、竜ちゃんの言いたいことはほとんど言ってしまったのではないかと。

そして本編後半、カケラを集めた理想に近い昭和58年7月は、罪滅し・皆殺しをはるかに超越する展開。
正直、部活メンバーの話はうんざりしてしまいました。羽入が転校してきた時点で後ろに転げそうだったのに、鷹野の陰謀話を部活仲間が簡単に信じちゃうあたりでもう呆然。そしていざ鷹野(山狗)との戦闘になると、いくら本質が諜報部隊だとはいえ、裏山で小学生のトラップに全滅させられる山狗とかは呆然とかを通り越して失笑もののレベル。せめて足止め程度だろうなと思っていたのに。あんなに悪そうな外見ながら、赤坂はおろか魅音にタイマンで負ける小此木には涙。魅音は作中でも空気よめないという話題を振られながら、本当に最後まで空気読めないことを証明。自分の中では、小此木はケジメをつけるためわざと魅音に負けたのだと思ってます。そう思わないとやってられない。最後の梨花ちゃんが時をとめたのに至ってはスキップしてました。
それに比べれば赤坂ら大人の無敵っぷりは、やっと役に立ってくれたと言うカタルシスを含めてまだ納得がいくかなと。赤坂は今までのループでの訓練が重なってこうなったのだと思えば。「まさに○○弾」とか「給料いくらだ?」は立ち絵と過剰なエフェクト含めて(ネタという意味で)僕の中で名言になりました。富竹もやっと活躍しましたが、「機関車トミー」で見事なネタっぷりを披露。ただ、入江の「メイド・イン・ヘヴン」はやっぱりいただけない。その後の悟史救出が良かっただけに、あの話なければもっと素直に感動できたのにと余計にもったいない。
もっとも、過程はどうあれ至った結果は妥当なものだったと思います。主要メンバーは生存(悟史は暫定だけど)、鷹野は死なず情状酌量の可能性あり、ならだいぶよかったのではないでしょうか。個人的には、ひぐらし登場人物の中でかなり普通の立場だった北条夫妻・古手夫妻が立場上救いがないことや、沙都子が殺人をしてしまったことなどもっと救われて欲しかった点もありますが、これ以上を望むのは、本編でも言われていた“妥協”がうまくできてないのかなと。何はともあれハッピーエンドで終わったのはやはりよかった。

EDを見て(歌があるとは思いませんでした。雰囲気には合っていたと思います)、スタッフルーム、そしてカケラ紡ぎからの裏エンドを見て、ああとうとうひぐらしも終わりなんだなと思うと……虚脱感というか、感慨深いものがこみあげてきました。僕は目明し編発売のあたりからやり始めたので、もっと前からプレイしていた人はより強くそう思ったのではないでしょうか。
ただ、正直な感想を言うとやはり祭囃し編後半はイマイチだったなあと。罪滅しの後半の屋根上での戦いでも結構脱力したものですが、今回はそれ以上に残念という気持ちが。ひぐらしのテーマ、「みんなで信頼しあえば奇跡は起こる」はわかるのですが、さすがに小中学生に潰される諜報部隊はないでしょう。その部活メンバーでも、レナやk1が活躍するなら今まで表現されていた実力からある納得いくものの、二人は空気のような存在感で魅音や沙都子が活躍しすぎなのがその原因の一つかと。前から思ってましたが竜騎士さんはファンの声を過剰に意識しすぎなんじゃないだろうか。魅音を活躍させたのもおそらくファンの魅音ヘタレ呼ばわりを意識したのもだったのかなと思うけど、あれはネタみたいなもので、本当に魅音がバリバリ活躍したり、沙都子のトラップが冴えたりする展開は誰も望んでなかったと思うのですが。「仲間との信頼」を意識するなら、村中の人が梨花ちゃんを守るために協力するような展開のほうが無理なかったのではと思います。その方が展開的にも多少無理なところが軽減されるでしょうし、ひょっとしたら、知恵先生の第○○典とか、武闘家校長先生とかのネタもどさくさに紛れてやれたかもな、と(笑)
小耳に挟んだ話によると「罪滅し編で言いたいことはほぼ言ってしまって、皆殺し・祭囃しは蛇足」だそうです。その話を聞くと、竜騎士さん本人の中では罪滅しで9割がた終わっていて、皆殺しはハッピーエンドへの助走。祭囃し、特にカケラ紡ぎの後の話は“僕はこんなハッピーエンドにしました(まる)”的な思考で作られたのかなあと思いました。裏エンドも“こんな終わらせ方もあるよ!”という一つの例で、「ここまでやったのならみんなも思い思いのエンディング作ろう。そしてみんなも何らかの形で創作活動しようぜ!!」ということがひぐらしを製作する中で竜騎士さんが言いたかったもう一つのメッセージなのかなと。

色々文句つけたいところはありましたが、シリーズを終えての感想は素直に「面白かった」です。ネットでの考察とかたくさんのネタを提供してくれたことを含めて、本人がエンターテイメントというように、値段分十分に楽しませてもらったと思います。2年にわたる長い間、本当に楽しませてもらいました。竜騎士07さんにはこれからもがんばってほしいなと思います。

ひぐらしのなく頃に 祭囃し編終了

2006.08.16 Wednesday

“ひぐらしのなく頃に 祭囃し編”終わりました。
結論から言えば、十分楽しませてもらったと思います。
ネタバレ感想を1937年7月7日の日付に書きました。こちらからどうぞ。暫定的なもので後半がまったくまとまっていません。明日当たりには追記する予定です
8月17日に追記しました。

しかし、向こうでも書きましたが終わってみるとなにか感慨深いものがありますね。ともあれ、2年近くにわたって十分楽しませてもらったと思います。

ひぐらしのなく頃に 雛囃し編 ジャケット絵柄決定

2006.07.05 Wednesday

07th Storming Partyで祭囃し編のジャケット公開。
今までとはイメージが違いますね。今までが暗いものばかりだったので並べると少し違和感がありそうです。というか、最初に見たとき、「もうゴールしてもいいよね?」という台詞が頭をよぎったのは僕だけじゃないはず。……京都アニメーションにアニメ化してほしかったなあ。
日記によると今までで最長になりそうな雰囲気。僕がひぐらしをやり始めたのは目明し編発売直後からなので1年半弱しか経っていないわけですけど、もう終わってしまうのかと思うと残念な気が早くも(笑)