スポンサーサイト

2016.10.29 Saturday

一定期間更新がないため広告を表示しています

スピッツ 魔法のコトバ 感想

2006.07.18 Tuesday

スピッツ実に1年3ヶ月ぶりのシングル。
映画「ハチミツとクローバー」の主題歌だそうです。なんでも、タイトル「ハチミツとクローバー」は、「ハチミツ」がスピッツ、「クローバー」がスガシカオのアルバム名から取っているとか。
僕は「ハチクロ」は見たことが無いのですが、前にアニメ版が放映され、その中で挿入歌として「楓」や「スピカ」などの著名な曲だけでなく、「ハチミツ」や「多摩川」さらには名曲「夜を駆ける」「Y」を使ったということは耳にしていました。

A面「魔法のコトバ」
いつものA面曲。一般にイメージされる優しいイメージのスピッツの曲ですね。
今までのシングルを例に出して例えると、前向きな「冷たい頬」という感じ。何気ない仕草を印象的に歌詞に入れる“表のマサムネ節”が絶好調。「人ごみの中でボソボソ歌う」とか「笑顔がみたいぞ」とかちょっと変態じみた台詞も(笑)
最近のスピッツのシングルA面曲は「ハチミツ」や「フェイクファー」の時期あたりに遡ったような感覚を覚えます。ハーモニーのストリングベースの使い方、間奏のギターなどセンスのよさも相変わらず。
ただ、毒がなさすぎるのが個人的には不満。悪くは無いけど「正夢」には一歩劣るかなあ……というのが素直な感想です。

B面「シャララ」
そうだ、これこそスピッツだ!
「魔法のコトバ」が“正しい表スピッツ”なら、「シャララ」は“正しい裏スピッツ”。基本が間違いなくロックなのがやっぱりスピッツの真髄だと思うのですよ。
なんとなくブルーハーツを感じさせるような軽快なロック。また以前のスピッツの曲に例えると、リズムは「ワタリ」+「自転車」?歌詞見える(良い意味での)ひねくれ具合は「スーベニア」からの流れだなあという感じ。この微妙なヒネクレ具合がいい。アップテンポな流れの中、それでいてホルンやフルート(かな?)がただ激しいだけじゃない、ポップさを醸し出してます。個人的には「隼」や「三日月ロック」の時くらいのロックさが好きなんですけど、スーベニアが当たり外れ大きかったので、今回のシングルでスーベニアの(僕が感じた)良いところをちゃんと受け継いでくれていたのが良かったです。

断じて「外れ」ではない。けどちょっと一昔前のスピッツ好きとしては「物足りない」かなあ……という印象でした。