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2016.10.29 Saturday

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素人がK404をリケーブルしてみた その1

2012.05.08 Tuesday

タイトルの通り、このGWにヘッドホンのリケーブル(+α)をやってみました。
CAS-33の黒檀インシュレーターの記事の中で、「もっと上位の機種にすればよかったのに」とセルフツッコミしましたが、わざわざAKG K404を購入したのも、"風呂上りに装着したりするせいでイヤーパッドがすくボロボロになるから、交換ができるものにしたい"というメインの理由の他に、改造して良くなるという実施例がネット上にたくさん挙げられていて、自分でも試してみたかったというのもあったせいだったりします。
ヘッドホンのリケーブルの方法は、K404改造ブーム火付け役のオヤイデ電気のオーディオみじんこブログさんや、Digital Image Processingさん、にゅーひぐらしブログさんの記事をほぼ踏襲しているので、リケーブルの方法を参照したい方はそちらを御覧ください。

K404リケーブル前
今回犠牲になるヘッドホンAKG K404がこちら。安いところだと3000円程度で購入でき、低価格帯のヘッドホンとしては、十分な実力を持っています。
ただ、やや音が籠っているのと、物理的な側圧が強くてずっとかけているには向かない、という欠点もあり、万人にオススメできるとは言いがたいです。
また、デザインがちゃっちいのも玉にキズ。金属バンドの部分は折りたたんで手軽に持ち歩けるという特徴なので許せますが、ケーブルは中途半端なねずみ色で本体の黒と微妙に調和してません。今回の目的は、このケーブルを黒色で質が高いケーブルに交換することにあります。

K404リケーブル部品
次に、オヤイデ電気で購入してきたリケーブル用の部品です。
左上から、金めっきミニプラグのP-3.5G、ヘッドホンリケーブル用の高音質ケーブルHPC-26T、無鉛銀入りハンダのSR-4N
オヤイデ電気の実施例で使用しているP-3.5SRと違って金めっきのP-3.5Gにしたのは、SRより安いのと、他の実施例にP-3.5Gを使用しているから、そして、全体的に音の厚みが出る(らしい)という理由です。
SR-4Nはまあ普通に市販されているはんだでもいいと思うのですが、なんとなく勢いで購入しちゃいました(笑)
この他に、ホームセンター等で収縮チューブなどを何点か購入。そちらは順次紹介していきます。


それでは作業開始! まずはヘッドホンの左右を分解します。
K404こじ開け中
まず両手で力を入れて隙間を作った後、そのまま手で広げるか、あるいはカッターのヘリを引っ掛けるようにして隙間を大きくします。ある程度まで広げると、4箇所ほど黄色の接着剤で固定されているところが見えるので、カッターなどで接着剤を切り取ります。1, 2箇所接着剤を剥がしたら後は手でグイと開けば無事分解完了。
オヤイデさんの記事にあるように、無理やりガバッと手で開ければ短時間で分解できそうですが、基盤が本体から剥がれたりしたら元も子もないので、1つに20分近くかけて慎重にやりました。

K404分解後
これが開いた状態。ねじってあるグランド線とL(R)のコードがはんだ付けされているので、それぞれの位置を白いスポンジ部分に油性マジックでメモし、両方のコードをハンダごてで取り外します。また、分解した後のヘッドホンユニット外装がL・Rどちらか忘れないように、メモを付けておくとよいでしょう。

今度はケーブル側の用意です。まず、2本のコードが1つになっているHPC-26Tを30cm程度裂きます。次に、分岐部分にφ5程度の収縮チューブ(長さ25mm程度)を通してドライヤー等で収縮させます。
ここまでは上記ブログで紹介されている通りですが、ここでひと工夫したいなと思ってホームセンターで購入したのがこれ。
オーバルスリーブ
ワイヤーローブを止めるアルミ製のオーバルスリーブです。内径はφ5程度。これを収縮チューブを被せた分岐部分に通して、その上にさらに大きめのφ8の収縮チューブを、下の収縮チューブより短め(15〜20mm程度)にカットして被せて収縮させます。
K404分岐部完成
なんとなくそれっぽい分岐部に。もう一回り内径が小さいスリーブがあればちょうどよかったのでしょうが、行き当たりばったりの思いつきにしてはうまくいったかな(笑)
あとから思えば、配線の結合部につけるカバーなどを使ったほうがなお良かったかも。

SDNとケーブル部品
さらに、にゅーひぐらしblogさんを参考に樹脂用染料SDNを用意。値札通りハンズで売ってます。
元のケーブルから、ゴムブッシュとケーブルまとめを取り外し、70度で熱したSDNの希釈液(水15〜20:SDN1)に突っ込み放置。SDNは実にケミカルな臭いがするので、引用元通り換気扇フルパワーでの染色を推奨します。自分は10分程度つけておきましたが、染める時間が短すぎたのか使用していくうちに色落ちしてしまったので、30分以上は染めたがよいかもしれません。
さて、これを中性洗剤で洗った後乾燥させます。
SDNで染色後
前述の通り染色時間が短かったためちょっとゴムブッシュが濃紺っぽいですね。この後、染色したこれらを分岐させたケーブルに通します。
問題なのがケーブルの直径の違い。元のケーブルがφ1.8mmなのに対して、HPC-26Tはφ2.0mm。ケーブルまとめはともかく、ゴムブッシュは穴のサイズが小さく素の状態ではかなり入れにくいです。先行例でやっているようにケーブルにサラダ油をつけて力づくで通すという手もありますが、個人的にはφ2.0mmのピンバイスで穴の直径を広げてしまうほうが楽だと思います。僕がやったときはφ2.0mmでも少し狭いくらいで、φ2.1mmの穴でもいいくらいでした。

ヘッドホン側ケーブルはんだ付け前
ゴムブッシュを通した後に、両方の先端側を4cmくらいの位置で片結びします。組み立て終わった時に左右どちらかのコードが分岐部分までたるんでだらしないことにならないよう結び目の位置はよくあわせておいたほうが良いです。

さて、ここからとうとうケーブルの先を整えてはんだ付けなのですが、その前に+αの作業をします。
それは……防振材の貼り付け!
fistoさんのヘッドホンレビューブログで、AKGが前に発売していたK26Pに鉛テープを貼り付ける改造が紹介されています。
とはいえ、鉛はなんだか健康に悪そうで怖いなと思って、代わりに用意したのがジェネトレックスという車の防音に使う素材。ハンズやホームセンターで買えます。
これをカットして分解したヘッドホンの内側に貼り付けます。 

K404にレジェトレックス
うーん、正直思っていた以上にレジェトレックスを貼れるところがない。
ドライバーが無い側のハウジングに貼ってもヘッドホンレビューの結果を見るにあまり意味はなさそう。かといってドライバーがあるヘッドホンケースの外側に貼り付けるのは、見た目的にあまり好ましくないし、何よりレジェトレックスは意外と分厚い(1.5mm)ので、イヤーパッドが付けられなくなるおそれがある……
結局、貼ったのはこの部分だけで防音(防振)材を貼る改造はあまり意味がありませんでした。

ケーブルの準備も大詰め。分岐させたケーブル先をはんだ付け準備用に処理します。2つの線は、周りのグランド線をねじってまとめると、それぞれ白と青の被覆に覆われていることがわかります。この時点で、どっちの色を左・右にするか決めておきましょう。僕は青をR、白をLとしました。
そしてはんだ付け。はんだごては安い30Wのものを元からもっているのですが、検索をすると30Wでもそのままだとこて先温度が400℃を超えてしまい、熱すぎて基盤を焼く危険が高いようです。そこで、コンセントとはんだごての間に接続して温度を調節するパワーコントローラーを購入。これでこて先を300℃半ばくらいにします。
はんだはこの場合だとヘッドホンの基盤に残っているので十分ですが、足りなそうなときはオヤイデで買った無鉛ハンダを使います。
これで、先程付けた印に間違えないようにLRの線をはんだ付けしました。
はんだ付けの画像がないのは久々のはんだ付けに焦りすぎて画像など取ってる余裕が無かったからです(笑)

はんだ付け終了後、組み立てた時のヘッドホン内部の配置をよく確認して、カバー部分に接着剤を元々ついていた部分につけて組み立てます。
K404リケーブル仮止め
セロテープなどで仮止めした状態で1時間くらい放置すれば、ヘッドホン部分は完成。
つづいてミニプラグを準備しなくてはいけないのですが、長くなったので今回の記事はここまで。
前述の通り、この後失敗を犯すわけですが……

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