天元突破グレンラガン 第17話 感想

2007.07.25 Wednesday

とうとうテッペリンの決戦から7年後の第3部開始。OPは歌詞を前から本編の内容に合っていると評判が良かった2番に変更。イントロで第1部・第2部の映像を流して、歌の間は7年後の大グレン団メンバー総出演。最後に大グレン団のマントを羽織ったシモンが宇宙への道を歩いていくという第3部の展開を暗示する動画でした。サビで登場したグレンラガンの後ろにシルエットでそびえている機体は、パワーアップ後のグレンラガンのように見えましたが……

時は移って7年後。テッペリンの跡地に作られた"カミナシティ"で人類は文明と取り戻して、地上を謳歌する世界に。しかし、ロージェノムの"100万人の猿"の発言を気にし、カミナシティを実質治めるロシウと他のメンバーの認識の差は大きくなる一方。シモンも総司令官という立場に縛られ身動きが出来ない状態に。そんな中、ニアがシモンのプロポーズに答え、ダヤッカとキヨウの子供が生まれたある日、謎の敵が現れて……というお話。第1部・第2部とはがらっと空気が変わりましたね。グレンラガンのテーマに、今までのロボアニメの歴史を過去から踏襲していくというのがあるらしいので、第3部は80年代後半から90年代あたりのSF設定の凝った重いストーリーをリスペクトしているのかもしれません。

>>7年後の大グレン団メンバー
シモンは総司令官、ロシウは補佐官として、リーロン、ダヤッカ、キタンら大グレン団メンバーの多くも中枢に残り、カミナシティを治める立場に。シモンも背が伸び、他の面々も7年立ってだいぶ大人になりましたが、一番変わったのはロシウですね。背が伸びて凛々しくなりイケメン化(一部ではゼノギアスの誰かさんに似てるとかなんとか)したというヴィジュアル面でもそうですが、精神的な面でも、他のメンバーとは独立して螺旋力を調べる施設を作っていたり、人口を調べるために無理やり地下にすみたいという人々を引きずり出したり強硬な面が目立つように。といっても、彼は決して裏切ったりしたわけでもなく、彼なりに人類のことを思って行動しているだけに過ぎないわけで。大グレン団メンバーには不慣れな分野でうまく仕事がこなせず地位にふんぞり返っているだけで、シモンはお気楽に構えたままですし、実務能力あるのは本人だけですからねえ。完全に「自分がどうにかしなきゃいけない」という強迫観念に近い考えを持っていそうです。イラつくのは無理がない。こういう考え方の違いによるすれ違いが一番悲しい。「シモンさん!」とシモンを信頼して一緒に戦っていた以前が早くも懐かしい。
あと大きく変わったメンバーと言えばギミーとダリーですね。特にダリーの美少女化は特筆もの。前回の感想で、ちらっと移った予告の姿から大化けするかもと言いましたが予想以上で素晴らしい。お目目パッチリでピンクのセミロングのおデコキャラとは……きっと双子の兄(妹?)のギミーも実の兄妹とはいえ性欲をもてあましているに違いない。ヨーコともニアとも、黒の兄弟三姉妹とも違う、グレンラガンにいなかった正統派な思春期女の子キャラなのがミソなのかも? 前の幼い姿も、ギミーと揃ってマスコットキャラっぽくて可愛かったのでそれはそれで残念ですが。
あとは、三姉妹でしょうか。キヨウは落ち着いていつのまにかダヤッカとくっ付いていたのも驚きましたが、一番変わったのは次女のキノン。のんびりした性格だったのが、少し冷たい感じの秘書のような姿になって、螺旋力を調べる研究所で働いているのにはびっくりしました。都市でののんびりした生活に慣れているキヨウやキヤルとは、なんとなくすれ違っていそう。完全に大グレン団もロシウ派とシモン派に分かれ始めていて火種になりそうです。
そうそう、忘れてはならないのは定時王から語り部王になってしまったヴィラル。まさか、穴倉に住み続けたいと思う人々を守るためにレジスタンス活動をしているとは予想できなかった。しかし、旧型のエンキドゥドゥではどうすることもできず、ギミーとダリーに負けてつかまってしまう始末。つかまった後どうなったか分かりませんが、今後どういう立ち回りをするかは気になります。

>>謎の敵と、ニアの変貌
ダヤッカとキヨウの子供が生まれたその夜、突然現れた幾何学的な形をしたガンメンとはまったく違う敵。グラパール(?)と呼ばれる量産型グレンラガンによる部隊も手も足も出ず、焦ってグレンラガンで出撃したシモンがなんとか破壊するもその破片が爆発してさらに町を傷つける。そして、その後町に投影された影は謎の紋様が浮かび上がったニアで衝撃的な言葉を発して今回の話は終わりに。

「地球人類に告ぐ。我々反螺旋族"アンチ・スパイラル"は、地球人類が螺旋力危険レベル第2段階に移行したと判断。これより、人類殲滅システムを起動します」

ある程度予想はされていましたが、やはり螺旋の力に対する監視システムが存在するようです。ただ、ニアが何故乗っ取られたのかは分かりません。偶然選ばれたとは思えないので、元からこの"アンチ・スパイラル"に感応する存在であったのは間違いないでしょうが、それなら何故螺旋王がわざわざ自分の娘として育てていたのかがよく分からなくなってしまいますし。謎は今の時点では深まるばかりですね。

来週は、今回キノンが研究所で言っていた"生体コンピューター"によってこの世界の謎の一端が明かされるようです。その生体コンピューターは明らかに螺旋王ロージェノムの頭のようですが、どれだけ謎が分かるのでしょうか。そして、「幼い頃夢を見た。世界のすべての知る夢を。その夢がかなう時、シモンさん、僕はあなたを……」というロシウの予告の台詞はシモンと離反することをほのめかしているように聞こえます。ヨーコなどは政治などの場から離れて出てきていない面々もいますし、先の展開が今までと違ってあまり読めない分さらに楽しみです。最後にはロシウもシモンの元に戻ってくれると思うのですが……。

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2017.10.03 Tuesday

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