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素人がK404をリケーブルしてみた その2

さて、ヘッドホン本体部分のはんだ付けが終わった前回に引き続いて、今度はミニプラグのはんだ付けです。(記事が長くなる都合上前回はヘッドホンユニット部分のはんだ付けで終わりましたが、作業は同じ日に連続して行なってます。)

ミニプラグは最初の画像の通りオヤイデのP-3.5Gを使用します。
気をつけなければいけないのが、このP-3.5Gは普通のジャックとLRのはんだ付け位置が逆になっていること。オヤイデのオンラインショップや、Digital Image Processingさんの記事に写真が載ってますのでよく確認しましょう。
ケーブルの方を、完成した時のコードの長さ+2,3cm余裕を見てカットします。オヤイデではメートル単位でしか販売しておらず2m買ってきたのですが、今回は元々のケーブルの長さの150cm前後になるようカット。完成して使ってみた感想だと、ケーブルの長さはもっと短くても良いかもしれません。
そして、カットした部分を下記のようにグランド線、L・Rのチャンネル線を準備します。

ミニプラグ側ケーブル失敗例
このあと、P-3.5Gにはんだ付けしていくわけですが、実は上の画像はあまり良い例ではありません。

P-3.5G(SR)の内部は狭いため、余分なコードが余っているとうまく内部に入らなくなってしまいます。P3.5Gの結線部は手前側がLeft、奥側がRightなので、今回左のヘッドホンユニットに接続している白のケーブルのむき出しにする長さは、画像の半分(5mm程度?)の長さがにすべきでした。同様に、右のヘッドホンユニットに接続している青い線も、画像の長さから1/4ほど短くして8mm程度でちょうどよいくらいです。

また、P-3.5Gをちゃんと固定せず空中はんだ付けしようとしたのも間違いでした。
P-3.5Gははんだ付けする際にこての熱が移るので、はんだごてを持った逆の手でP-3.5Gを持とうとすると、やけどをしそうになり無理です。それでもこの時はP-3.5Gを固定する適当なものがなかったので、P-3.5Gを単に下においた状態ではんだ付けするという無茶をしていました。

その結果……
K404失敗状態

ミニプラグのはんだ付けにみごと失敗orz
はんだがLR両方の結線部とネジ溝部にくっついてしまい、取れなくなってしまいました。
はんだ吸い取り線を使っても、ネジ溝部分にはまったはんだは吸い取りきれず完全にアウト。
前回の記事に続いてここまでの作業は同日内に連続してやっていたのですが、P-3.5Gを失敗したことで代わりの部品もなくこの日の完成は断念。

その翌日、秋葉原のオヤイデ電気で元気にP-3.5SRを購入するほろんの姿が!
オヤイデ電気P3.5SR
というわけで、失敗してケチがついた金メッキの3.5G(φ6mm)ではなく、銀ロジウムメッキのP-3.5SRを購入。懲りずにこれで再チャレンジです。

今回買ってきたP-3.5Gは、オヤイデでリケーブルに使っているのと同じもの。気をつけなくてはいけないのが、元々のP-3.5Gが結線部のLとR逆になっていたこと。つまり今回は、Right側ケーブルを手前の結線部に、Left側をプラグ奥側にはんだ付けします。
昨日の失敗を生かし、
・LRのケーブルの、ミニプラグ内に収める部分(被覆を剥ぐ部分)が無駄に長すぎたのがはんだ付けに手間取った原因だったため、今回長さは結線部との直線距離+2mmくらいの長さまでカット。
・ミニプラグをただ下に置いてはんだ付けをしようとしたために失敗したので、簡単なバイスを購入しこれで3.5SRをしっかり固定。
ミニバイス
これで安定してはんだづけを行えるようになりました。
この状態ではんだ付けをしていくと……
404はんだ付け失敗
多少不恰好ではありますが、今回は無事に成功です。
この上に、予めケーブルに通してあったφ6mmの収縮チューブをかぶせ収縮させて絶縁。さらに前からケーブルに通しておいたP-3.5SRのスリーブの部分を被せます。ネジ部が奥まで入りにくい時は、スリーブの部分を熱してやると、金属が膨張したせいか少し入りやすくなりました。

K404リケーブル完成

これで完成!
前のケーブルと比較してもらうとわかりますが、こっちのほうが見た目にも断然よく見えます。
個人的には、両耳方面へケーブルが分岐する部分が思ったよりうまくできて満足です。

さて、見た目がよくなったところで音はどうなのか。
単品で数日間聞いてみた感想は……音質は良くなってるけど、中低音ですぎ。
ちょっと籠り気味だった低音の音質自体は良くなっており、音の質自体は明らかにいるのですが、バスドラムが響きすぎて耳にボンボン衝撃が走ります。パソコンで各音量を調節しながら聞くと調度良くなるのですが、iPhoneに接続して聞くとキツいと感じるレベル。
あとベースがリケーブル前と比較してかなり音が出ています。これは個人的には好きな特徴です。

全体的には、
 籠り感……明らかに減った
 ボーカル……明らかに変わったという印象は特にない。
 ベース・ストリングス……音がしっかりして好印象。
 スネア……固い芯のある音質になったが、ややシャリつき気味。
 バスドラ……音の粒はしっかりしているけど、ちょっと低音好きの感覚からしても音が出すぎている。
といったところでしょうか。iPhoneで一般的なポップスを聞く人にとってはちょっとピーキーすぎますね。僕も外に持ちだして使っていましたが、元々耳圧が強くて長くかけていると疲れるのに、ガンガン響く低音のせいで余計に長期間かけ続けるには向かないヘッドホンになってしまったという印象。
逆にパソコンに繋いで、ちょっとしっかり音楽聞きたい時にはK404改を、それ以外の時は安いヘッドホンをと使い分けるには丁度良い感じなります。コンパクトで持ち歩きしやすいのが特徴なのに本末転倒と言われればそれまでですが。

ついでに、新宿のヨド○シカメラでAKGのコンパクトヘッドホンが試聴できたので、持ってきたK404改と聴き比べてみました。
比べる曲は例のごとく、スピッツの"夜を駆ける"です。

対K404(無改造)、K414……音質は比べるまでもなく圧勝。スネアも不明瞭だしベースの聞こえ具合も全然違う。ただ、こっちのほうが低音ですぎ。

対K420……ベースはK404改のがよく聞こえる。スネアはK420の方が鋭いけど、シャリつき気味で耳につくので好みによるか。バスドラは同じくらい。ボーカルは大差ない。ただ、K404改はやっぱり低音で過ぎ。K420がやや高音重視の作りっぽいので比較するのは難しけど、K420のがバランスがよいだろう。

対K450……音質、音のバランス、リズミカルさでも明らかに負け。ただ、普通の販売価格で4倍違う機種と考えると、スネアなんかの音質は健闘していると言えそう。

さすがにK450と比較するのは酷ですが、K420・430とは好みの問題と言えそうな程度肉薄していますね。K414とならこっちのが明らかに上です。
ただ、改造には手間もお金もかかる上に、完成後の音質が好みになるかどうかは聞いてみないと正直わかりません。そこそこお金をかけられるなら、試聴できる店舗で1ランク上の機種を買ったほうがいいでしょうね。

【追記】
リケーブル後のK404の評価で「低音が音ですぎ」と書きましたが、iPhoneで使うとうるさいのにパソコンで使っている分にはそんなに気にならず「おかしいな」とは思っていたのですが、今さっき判明しました。
K404改は小さな音量ではうるさくないのですが、ある程度(周りの音が聞こえづらくなるくらい)まで音量を上げると、突然低音が強調されるようになるようです。
思い返せば、iPhoneで聞く時は周りの音をある程度シャットアウトしたいために、パソコンで使う時よりも大きな音量で使っていました。それが、パソコンで使うときとの違いの原因になったようです。これがK404改の性質なのか、ヘッドホンの一般的な特性なのかは素人なのでわかりませんが、ある程度小さい音で聞く人にはK404改は合うかもしれませんね。

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素人がK404をリケーブルしてみた その1

タイトルの通り、このGWにヘッドホンのリケーブル(+α)をやってみました。
CAS-33の黒檀インシュレーターの記事の中で、「もっと上位の機種にすればよかったのに」とセルフツッコミしましたが、わざわざAKG K404を購入したのも、"風呂上りに装着したりするせいでイヤーパッドがすくボロボロになるから、交換ができるものにしたい"というメインの理由の他に、改造して良くなるという実施例がネット上にたくさん挙げられていて、自分でも試してみたかったというのもあったせいだったりします。
ヘッドホンのリケーブルの方法は、K404改造ブーム火付け役の、オヤイデ電気のオーディオみじんこブログさんや、Digital Image Processingさん、にゅーひぐらしブログさんの記事の内容ほぼそのままなので、リケーブルの方法を参照したい方はそっちを見たほうが良いと思います。

K404リケーブル前
今回犠牲になる可哀想なヘッドホンAKG K404がこちら。安いところだと3000円程度で購入できるヘッドホンとしては、十分な実力を持っていると思います。
ただ、低音重視なせいかやや音が籠っている、側圧が強くてずっとかけているには向かない、という欠点もあるので、人を選ぶ一面も。
また、デザインがちゃっちいのも玉に瑕。金属バンドの部分は折りたたんでして手軽に持ち歩けるという特徴なので許せますが、ケーブルはなんだか中途半端なねずみ色で本体の黒と微妙に調和してません。今回の目的は、このケーブルを取り外して黒色で質が高いケーブルに変えることにあります。

K404リケーブル部品
次に、オヤイデ電気で購入してきたリケーブル用の部品です。
左上から、金めっきミニプラグのP-3.5G、ヘッドホンリケーブル用の高音質ケーブルHPC-26T、無鉛銀入りハンダのSR-4N
オヤイデ電気の実施例で使用しているP-3.5SRと違って金めっきのP-3.5Gにしたのは、SRより安いのと、他の実施例がなぜかP-3.5Gを使用しているから、そして、全体的に音の厚みが出る(らしい)という理由です。
SR-4Nはまあ普通に市販されているはんだでもいいと思うのですが、なんとなく勢いで購入しちゃいました(笑)
この他に、ホームセンター等で収縮チューブなどを何点か購入。そちらは順次紹介していきます。


それでは作業開始! まずはヘッドホンの左右を分解します。
K404こじ開け中
まず両手で力を入れて隙間を作った後、そのまま手で広げるか、あるいはカッターのヘリを引っ掛けるようにして隙間を大きくします。ある程度まで広げると、4箇所ほど黄色の接着剤で固定されているところが見えるので、カッターなどで接着剤を取り除きます。1, 2箇所接着剤を剥がしたら後は手でグイと開けば無事分解完了。
オヤイデの記事にあるように、無理やりガバッと手で開ければ「慣れれば5秒で〜」はできそうですが、慎重にやったため1つめは20分近くかかりました。

K404分解後
これが開いた状態。ねじってあるグランド線とL(R)のコードがはんだ付けされているので、それぞれの位置を白いスポンジ部分にメモし、両方のコードをハンダごてで取り外します。また、ヘッドホンユニット外装に、L・Rどちらの部品化メモを貼り付けることをお忘れなく。

今度はケーブル側の用意です。まず、2本のコードが1つになっているHPC-26Tを30cm程度裂きます。次に、分岐部分にφ5程度の収縮チューブ(長さ25mm程度)を通してドライヤー等で収縮させます。
ここまではオヤイデの通りですが、ここで一工夫したいなと思って取り出しますは……
オーバルスリーブ
ホームセンターで入手した、ワイヤーローブを止めるアルミ製のオーバルスリーブです。内径はφ5程度。これを収縮チューブを被せた分岐部分に通して、その上にさらに大きめのφ8の収縮チューブを、下の収縮チューブより短め(15〜20mm程度)にカットして被せ、収縮させると……
K404分岐部完成
なんかそれっぽい分岐部分に。強度的にはあまり良くなさそうですが、かっこ良ければよしとします(笑)

SDNとケーブル部品
さらに、にゅーひぐらしbogさんを参考に樹脂用染料SDNを用意。値札通りハンズで売ってます。
元のケーブルから、ゴムブッシュとケーブルまとめを取り外し、70度で熱したSDNの希釈液(水15〜20:SDN1)に突っ込み10分ほど放置。SDNは実にケミカルな臭いがするので、引用元通り換気扇フルパワーでの染色を推奨します。
10分程度でも充分色はつくので、これを中性洗剤で洗った後乾燥させます。すると……
SDNで染色後
ちょっとゴムブッシュが濃紺っぽいけど十分な出来です。そして、染色したこれらを分岐させたケーブルに通します。
問題なのがケーブルの直径の違い。元のケーブルがφ1.8mmなのに対して、HPC-26Tはφ2.0mm。ケーブルまとめはともかく、ゴムブッシュは穴のサイズが小さく素の状態ではかなり入れにくいです。オヤイデブログでやっているようにケーブルにサラダ油をつけて力づくで通すという手もありますが、個人的にはφ2.0mmのピンバイスで穴の直径を広げてしまうほうが楽だと思います。僕がやったときはφ2.0mmでも少し狭いくらいで、φ2.1mmの穴でもいいくらいでした。
ヘッドホン側ケーブルはんだ付け前
ゴムブッシュを通した後に、両方の先端側を4cmくらいの位置で片結びします。組み立て終わった時に左右どちらかのコードが分岐部分までたるんでだらしないことにならないよう結び目の位置はよくあわせておいたほうが良いです。

さて、ここからとうとうケーブルの先を整えてはんだ付けなのですが、その前に+αの作業をします。
それは……防振材の貼り付け!
fistoさんのヘッドホンレビューブログで、AKGが前に発売していたK26Pに鉛テープを貼り付ける改造が紹介されています。
とはいえ、鉛はなんだか健康に悪そうで怖いなと思って、代わりに用意したのがジェネトレックスという車の防音に使う素材。ハンズやホームセンターで買えます。
これをカットして分解したヘッドホンの内側に貼り付けます。 

K404にレジェトレックス
うーん、正直思っていた以上にレジェトレックスを貼れるところがない。
ドライバーが無い側のハウジングに貼ってもヘッドホンレビューの結果を見るにあまり意味はなさそう。かといって外側に貼り付けるのは、見た目的にあまり好ましくないし、何よりレジェトレックスは意外と分厚い(1.5mm)ので、スポンジが付けられなくなるおそれがある……
結局、貼ったのはこの部分だけで防音(防振)材を貼る改造はあまり意味がありませんでした。

ケーブルの準備も大詰め。分岐させたケーブル先をはんだ付け準備用に処理します。2つの線は、周りのグランド線をねじってまとめると、それぞれ白と青の被覆に覆われていることがわかります。この時点で、どっちの色を左・右にするか決めておきましょう。僕は青をR、白をLとしました。
そしてはんだ付け。はんだごては安い30Wのものを元からもっているのですが、検索をすると30Wでもそのままだとこて先温度が400℃を超えてしまい、熱すぎて基盤を焼く危険が高いようです。そこで、コンセントとはんだごての間に接続して温度を調節するパワーコントローラーを購入。これでこて先を300℃半ばくらいにします。
はんだはこの場合だとヘッドホンの基盤に残っているので十分ですが、足りなそうなときはオヤイデで買った無鉛ハンダを使います。
これで、先程付けた印に間違えないようにLRの線をはんだ付けしました。
はんだ付けの画像がないのは久々のはんだ付けに焦りすぎて画像など取ってる余裕が無かったからです(笑)
しかし、結果的にここで割とすんなり出来たことが後々失敗を生むことに。

はんだ付け終了後、組み立てた時のヘッドホン内部の配置をよく確認して、カバー部分に接着剤を元々ついていた部分につけて組み立てます。
K404リケーブル仮止め
セロテープなどで仮止めした状態で1時間くらい放置すれば、ヘッドホン部分は完成。
つづいてミニプラグを準備しなくてはいけないのですが、長くなったので今回の記事はここまでとします。
まあ、前述の通りこの後失敗を犯すわけですが……

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オーディオ素人がPCスピーカーに黒檀を試してみた

冒頭に書きますが、黒檀インシュレーターの効果の程を期待して来られた方の期待には、残念ながら沿えないかと思います。

Twitterでも書きましたが、最近PCのオーディオ環境強化にはまってます。
元々は、AKGのK404を室内用とたまに持ち出し用のヘッドホンとして購入し、さらにONKYOのGX-70HDを購入して安物サウンドカード(Xonar DG)に接続、70HD前面のヘッドホン端子からK404を接続していたのですが、70HDを経由するとK404に気になるホワイトノイズが乗ってしまいました。じゃあ、同じONKYOのGX-D90にして光デジタルで接続し、ヘッドホンはサウンドボードから直接繋げばいいかとも思ったのですが、ヨドバシの店頭でD90を聞いた時点で、"ぼぉんぼぉん"言うボケボケした綺麗じゃない低音が気に入らないという有様。結局余分な金を使ったすえ、下記の構成で落ち着きました。

CAS-33AMP800

PC(Xonar DG) → MINIAMP AMP800 →(スルー端子) JBL CAS-33
                                                        → AKG K404
                                                        → サブ用ヘッドホン

え? K404なんて安いのじゃなくて、最初からもっと良いヘッドホン選択すれば、わざわざノイズを回避するために(そして別のノイズが乗る可能性のある)ヘッドホンアンプ買う必要も無かったんじゃないかって?
……まったくもってそのとおりですが、ヘッドホンはPC用だとお風呂上りとかひどい状態で使うことが多いので、イヤーパッド交換できる安いもので良いかな〜って思ってたんですよね。他にも理由があるのですが。
CAS-33は改めてヨドバシの店頭で聴いて、BOSEやONKYOより好みの音の出し方だったので選択しました。BOSEのCompanion2ほどキツイ音の加工感はなく、かつONKYOのGX-D100より低音が鳴り、さらに小型という点で選びました。小型の割に音量も十分でますし、僕の安い耳には十分で満足してます。
AMP800も価格の割に、悪い方向への音の変化は少なく十分な性能です。ただ、入出力が全部φ6.3mmの標準プラグなので、φ3.5mmのミニプラグに慣れている立場からすると、変換コネクタを購入して咬ませる必要があるのが面倒でした。

自分の環境の話はこれくらいにして、本題の方へ。
世の中にはインシュレーターというものがあります。
主にオーディオ機器の下などに挟み込んで、余分な振動を防ぐためのもののようです。
市販されているものだと数百円からとんでもない値段のものまであるようで、効果があるのかよくわからないオーディオ関係のパーツの中でも、素人目に見て「プラシーボ以上のものは無さそうだなあ」とは前から思っていたのですが、ネットを検索したところ、簡単に10円玉を重ねてインシュレーターにできるということで、10円玉2枚重ねを6セット用意して、左右スピーカーの下に三点保持(前1個、後ろ2個に配置して二等辺三角形をで支持する形)をして試してみました。
……すると、これは素人の耳でも分かるレベルで違いました。全体的に音がくっきりして、鮮明度が上がったように聞こえます。

この経験に調子に乗ったのが今回のチャレンジ。
東急ハンズに売っている、オーディオマニアに評判の良い材質である黒檀の欠片を、インシュレーターとして使用したら変わるのか? ってことです。
ほろんが購入したのは、黒檀製のφ30mmの球をぶったぎった状態の半球状の欠片です。1個380円程度。
半球状の黒檀片(φ30*1/2)
同じ黒檀でも、別に半球状じゃなくてただの一片30mmの直方体なら一個200円程度で済むのですが、接地面積が少ないほうが良いと聞いたのと、なんとなく、"かっこいいから"という理由で値段の高いこっちを選択しました。
(追記:改めてハンズの同じフロアを見ていたら、一辺15mmの正方形状の黒檀片が12個入り252円で売っていた……。やすすぎる。半球の方が気に入ってるけどこの値段差にはさすがにがっくり。)
これを、左右のスピーカーに10円玉と同じく3点保持とします。ものが半球状な以上バランスよく載せるのは難しいので、ハンズで一緒に買ってきた、はがしても後が残りにくい両面テープで貼り付け。
CAS-33に黒檀をつけてみる
さあ、準備は出来ました。これで、僕のヘビーローテーション曲、スピッツの「夜を駆ける」を聴いてみます。どうなる!

ほろん「……ん〜、微妙。」

10円玉のときよりもそれぞれの音がより聞こえ、かつ高・中・低の音のバランスが良くなった気はします。しかし、何も敷かない時から10円玉インシュレーターを試した時ほどの違いは、正直ないかなという印象です。

スピーカーを置く台が、僕のようにニ○リで売っているようなごくフツーのデスクの場合、単純にスピーカーが台に触れる面積を減らして、響きすぎない硬い金属(あるいは防振ゴムなど)をインシュレーターにしてスピーカーを支持させることで、ある程度は良くなるようです。これは自分ではオカルトではなくそれなりに根拠があると考えてます。
ただ、インシュレーターの材質によっての違いは、自分のようなショボイ耳でかつレベルが高くないPCスピーカーという環境においては正直大差ないと思ってます。

結論:お金のない人、効果の程を疑っている人は、素直に10円玉重ねてインシュレーターにしましょう。だって2つのスピーカーに配置しても120円だもの。

CAS-33with黒檀自立状態

……でも、黒く若干安っぽいCAS-33のプラ製ボディに、半球状の黒檀の脚が意外と合ってるのである意味では結果オーライ。
オーディオなんて最後は好みの問題でしか無い気がします。
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玄人志向のUSB3.0ボードのドライバの件

自分の忘備録も兼ねて、玄人志向のUSB3.0ポート増設用ボードのUSB3.0N4-PCIeの、ドライバ不具合について記載。

そもそものUSB3.0ポート増設の理由は、PT2でのアニメ・競馬録画用のHDDのアクセス速度向上のためでした。
元々はUSB2.0の外付けHDDで録画を貯めてたのですが、去年あたりから内蔵スロットに2TBのHDD(HGST製)を付けるようにしてました。ところが、半年前に1台が再起不能、さらに1ヶ月前に2台目が不調に。
思えばPT2にBD再生用のグラボ、ノイズ回避用のサウンドボードと既にPCIスロット残り1つまで拡張済。さらに、電源のピンがSATAの電源ケーブルでなくペリフェラル4ピンだったため、コネクタで変換して使っていたのですが、どうもそのあたりが電源に負担をかけてるから、内蔵はダメで外付け時は問題ないのかなあと考えました。
そこで、購入したSeaGateの2TBと、フォーマットし直したHGSTのと一緒に、外付けのHDDケースにシングルで2台接続。さらに、転送速度も早いほうがいいだろうと、最後に開いたPCIスロットに価格.comで安かったクロシコのUSB3.0のボードを購入したわけです。
ところが、接続したときには普通に読み込まれるものの、ある程度時間が経つと頻繁に接続が途切れ、ひどい時には30分に2回以上、切断→再読み込みという状況に。

そこで、検索したところ、価格.comのレビューで接続できないというトラブルが結構出てきました。さらに、同じRenesas製のチップを使用しているバッファロー製品のIEP-PCIE2U3のドライバを、CENTURYの製品不具合解消のため公開されている、Renesas表記からNEC表記に変更したドライバに変えることで解決した例がありました。

多少状況は違うものの、同じように付属のドライバをアンインストールして、NEC表記のドライバを導入してみたところ、とりあえず不具合が発生してません。
もっとも、HDDケースの方にも転送高速化ソフトやHDD監視ソフトなどが付属していて、無条件に導入していたのをドライバ更新と共にアンインストールしたので、そっちが関係していた可能性もありますが……
何れにしても、クロシコの上記のUSB3.0ポートで同じようなトラブルがある場合は、まずドライバの差し替えを試してみると良いと思います。また、やはりバッファローのHPにあるように、Renesasの最新ドライバ(記事記載時点)を入れても効果があるかもしれません。
まあ、やはり安いだけあって相性問題も元々シビアそうな製品なので、貴重な録画がある大容量HDDにつなぐこと自体がそもそも間違いかも。ドライバ入れ替えでもうまく行かなかったら、すっぱり諦めるか、上位のUSB3.0拡張カードを購入したほうがいいでしょう。

僕のPCに関しても性能的にそろそろ限界が見えてきたなあ。
これでPCIスロットも埋まったし、次拡張できないんでさすがに買い換えかも。
6年目だし、そろそろゴールしてm(ry

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このバンド達にハマるのに10年は遅かった

タイトルは何のことかというと、最近になって、L⇔R(黒沢兄弟)と、石田ショーキチ(Scudelia Electro)のアルバムを聞くのがマイブームになってるからです。

そもそものきっかけは高校時代に、近所の古本屋のジャンクコーナーに追いやられていたL⇔Rの代表曲"KNOCKIN' ON YOUR DOOR"のシングルCDと、初期のベストアルバム"Singles & More"、最後のオリジナルアルバム"Doubt"を購入したことですね。
当時ミスチル、スピッツ、ELTとごくごくメジャーなアーティストのベスト盤ばっかり聞いていた自分がこれを手にとったのは、「名前を聞いたことがあったからなんとなく」以上のものはなく本当に偶然でした。ただ、その時は"Singles & More"もいまいち自分の耳に合わず、数回軽く通したくらいですぐ部屋の隅っこにしまってしまいました。
それから、お金に余裕が出てくると、ようやく自分で色々なアーティストのアルバムを探すようになって、サカナクションとACIDMANのヘビーローテーションにも飽きてきていた12月頭ぐらいに、思い出したように"Doubt"を聞いて見ると……「なんで今までピンと来なかったんだろう?」というくらい、ツボにハマりました。

"アイネ・クライネ・ナハトミュージック"はシングル曲にもかかわらずなかなかエッジの効いたサウンドだし、"ブルーを撃ちぬいて"や"Flying"のような切ない曲も、どれもオリコン1位を取る"売れ線のバンド"のイメージではない変化球的なポップさが、基本的に普通な邦楽ロックばかり聞いていた自分には逆に新鮮に聞こえました。
そして、最初に聞いた印象がイマイチだった"Singles & More"も聞くようになると、やっとL⇔Rの本領がつかめた気がしました。
Doubtと比較すると断然ポップで、最初の"REMEMBER"から始まって、"Lazy Girl"、"Telephone Craze"、最後の"Equinox"と初期はこんなマニアックな"ど"がつくポップバンドだったんだな〜と。

こんな風に、当時のヒットから16年も経って今さらL⇔Rにはまっていき、12月末までには従来のスピッツ、ピロウズ、イエモン以上にL⇔Rばっかり聞くようになっていました。
年末年始休みにだらだらとネットサーフィンしていると、なんとL⇔Rのボーカル黒沢健一(兄)が、Scudelia Electroの石田ショーキチと、スピッツのベーシスト田村と2004年頃にMOTORWORKSというバンドを組んでいたことに気づきました。
Scudelia Electroというと、アニオタ的にはアニメ版"王ドロボウJING"のかっこいいOPEDのバンドというイメージ(アニメ本編は尺が足りなくてやや微妙だったけど……)。
そのボーカル石田ショーキチは、スピッツファンとしては、スピッツのロックバンドさが出ている名アルバム"隼"やシングル"夢追い虫"の時のプロデューサーで、"メモリーズ・カスタム"のかっこいいアレンジの人、というどちらも良いイメージでした。
これにライブの謎ダンスでお馴染みスピッツの田村がいるとなったら気にならないわけがない。
さっそくAmasonで唯一のアルバム"BRAND-NEW MOTORWORKS"を中古で購入し、ヘビーローテーションに回すことに。

どちらかと言えば、「石田ナイズされた黒沢(L⇔R)」というよりは、「黒沢(L⇔R)っぽさを加えた石田ショーキチの楽曲をロックに歌う黒沢」という印象で、自分の今まで知っていたような両者のイメージとはまた違うけど、やはりいいなぁと率直に思いました。
"氷の空"や"Missing Piace"は黒沢っぽさが勝っているけど、代表曲の"SPEEDER"や、"World One Sign"、"コスモゼロ"、"The End"は石田ショーキチっぽい感じでしょうか。
そんなわけで、今日L⇔Rの"LACK OF REASON"、Scudelia Electroの"FLAMINGO"を購入するまで、ほぼ毎日のようにL⇔RとMOTORWORKSのアルバムを聞いてます。

イエモンに本格的にハマった時もそうですが、自分は本当にハマるのが遅すぎる。
当時の感性ではピンとこなかったL⇔Rはともかく、MOTORWORKSは活動中に魅力を知る機会もあったろうに…
でも、いまでも黒沢兄のほうは個人のライヴでL⇔R時代の楽曲を歌っているようですし、
一度生で聞いてみるのもいいかなと思ってます。

今日買ってきた2つのアルバムも、ローテーション入りするといいなと思う今日この頃。

L-R,黒澤健一,黒沢秀樹,木下裕晴,遠山裕
(1997-04-16)

MOTORWORKS,石田ショーキチ,黒沢健一
(2004-09-29)

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